福岡よかとこ.COMテーマ『体験』
「博多織の伝統と魅力を発信!」 糟屋郡宇美町
森博多織
糟屋郡は宇美町の桜原地区、県道35号線沿いにある「森博多織」さんは、750年以上の歴史を誇り、福岡県を代表する伝統工芸・博多織を明治初期から製造しているメーカー。博多織は、古来、着物の帯に最適と言われている絹織物ですが、こちらでは、バッグや財布、名刺入れ、タオルなど様々な小物にも伝統の技を生かし、博多織の新たな魅力を発信し続けています。カイコのまゆから紡いだ原糸から製品になるまでの行程を学べる工場見学も必見です!
営業時間 | 9:00〜17:00 (ショップ営業 9:30〜17:00) |
料金 | 要問合せ |
定休日 | 日祝(土曜のみ不定期) |
住所 | 糟屋郡宇美町桜原3-4-7 |
駐車場 | あり(無料10台.大型バス2台) |
お問合せ先 | 092-932-0577 |
HP | HPを開く |
地図情報
◎ご紹介スポット:森博多織
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- 博多織の伝統と魅力を発信!『森博多織 株式会社』をご紹介!
- 仕上がりを左右する重要な『糸繰り』
- 織りの行程を支える『横合わせ・横巻き』と『整経』
- これぞ博多織の真骨頂『製織』
- コメントを頂いた常務取締役の堤憲雄さん。ありがとうございました!
よかとこスタッフの体験レポート
福岡を代表する伝統工芸・博多織の魅力満載です!
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- 糟屋(かすや)郡は宇美町の桜原地区、県道35号線沿いにある「森博多織(もりはかたおり)」さんは、750年以上の歴史を誇(ほこ)り、福岡県を代表する伝統工芸・博多織を明治初期から製造しているメーカー。博多織は、古来、着物の帯(おび)に最適(さいてき)と言われている絹織物(きぬおりもの)ですが、こちらでは、バッグや財布、名刺入れ、タオルなど様々な小物にも伝統の技を生かし、博多織の新たな魅力(みりょく)を発信し続けています。カイコのまゆから紡いだ原糸(げんし)から製品になるまでの行程を学べる工場見学も必見です。
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- 同社工場では、あらかじめ染色された原糸をタテ糸とヨコ糸別に枠(わく)に巻き返す「糸繰り」という行程から始まります。後の織りの行程がスムーズに行えるよう、絹糸の特徴(とくちょう)を保ちながら、絡(から)まず、切れないようにするための準備段階(じゅんびだんかい)ですが、最終的な仕上がりを左右する重要な作業と言われています。
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- 次に、ヨコ糸の「横合わせ・横巻き」と、タテ糸の「整経(せいけい)」と呼ばれる行程。前者は複数のヨコ糸を束にまとめることで仕上がりの硬(かた)さを調整(ちょうせい)するもので、絹ならではのしなやかな感触(かんしょく)から帯の用途(ようと)にも耐える丈夫さまでを決定する、いわば商品のコンセプトのような働きをしています。後者は、通常2000〜8000本のタテ糸が必要と言われる博多織づくりのために、必要な長さと数を揃(そろ)える行程で、100〜200個の糸枠から巨大なドラムに巻き取られていく姿は圧巻です。
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- そして、ここからが博多織の真骨頂(しんこっちょう)「製織(せいしょく)」です。 独鈷(とっこ=両端に槍[やり]の刃がついた魔よけに使う仏具)と華皿(はなざら=仏を供養[供養]するために花を散布[さんぷ]する皿)をモチーフにした模様(もよう)を特徴とする上質な献上(けんじょう)博多織の緻密(ちみつ)で繊細(せんさい)なデザインが出来上がっていく様子は感動的で、次々と読み込まれていく設計図の複雑(ふくざつ)な構造(こうぞう)からも、その仕上がりへの期待に胸が膨(ふく)らみます。
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- 製織を終えたものは、厳しい仕上検査を経て出荷され、その一部は玄関そばの展示販売スペースにて購入することもできます。こだわりの製造工程を見学した後には、福岡県に伝わる大切な文化として、また、より身近なものとして、きっと博多織を好きになったあなたがいるはずです。ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか!

情報掲示板 |
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