福岡よかとこ.COMテーマ『歴史』
「炭鉱の迫力を丸ごと体験」 大牟田市
万田坑跡
大牟田市から荒尾市万田地区にまたがる、「万田坑跡」は、明治時代に日本で最大規模の石炭産出を誇った炭鉱の跡地で、当時の最新鋭の設備が今も残され、炭鉱文化の歴史を伝える貴重な史跡として、平成21年にユネスコ世界遺産暫定リストにも登録された世界的な歴史スポットです。内部を見学できる見所の第二竪坑には直径4メートルもの巻き上げ機のドラムがかつてのスケールのままで迫力ある外観を保ち、また、炭鉱夫や石炭・資材を送り迎えしていた高さ18.8メートルの第二竪坑櫓も不動の存在感を放っています。炭鉱施設としては唯一の国指定史跡で、その肩書きに恥じない様々な見所が目白押しのスポットになっています!
営業時間 | 9:30〜17:00(入場は〜16:30) |
料金 | 入場料:大人 410円、高校生 300円、小・中学生 200円 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日休)、年末年始 |
住所 | 荒尾市原万田200-2(万田坑ステーション) |
駐車場 | あり(無料:72台) |
お問合せ先 | 0968-57-9155(万田坑ステーション) |
HP | HPを開く |
地図情報
◎ご紹介スポット:万田坑跡
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- 炭鉱の迫力を丸ごと体験!『万田坑跡』をご紹介!
- 内部を見学できる見所の『第二竪坑』
- 興味深い歴史資料が公開されている『万田坑ステーション』
- コメントを頂いた荒尾市教育委員会の土山祐享さん。ありがとうございました!
よかとこスタッフの体験レポート
炭坑の多様な歴史の魅力がぎゅっと詰まったスポットです!
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- 大牟田市から荒尾市万田地区にまたがる、「万田坑跡(まんだこうあと)」は、明治時代に日本で最大規模(さいだいきぼ)の石炭産出を誇(ほこ)った炭鉱の跡地で、当時の最新鋭(さいしんえい)の設備(せつび)が今も残され、炭鉱文化の歴史を伝える貴重(きちょう)な史跡(しせき)として、平成21年にユネスコ世界遺産暫定(せかいいさんざんてい)リストにも登録された世界的な歴史スポットです。
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- 内部を見学できる見所の第二竪坑(だいにたてこう)の巻揚機室(まきあげきしつ)は、重厚(じゅうこう)な赤れんが造りの二階建で、機械油が今も匂う室内には、ワイヤーが巻かれたままの直径4メートルもの巻き上げ機のドラムがかつてのスケールのままで迫力ある外観(がいかん)を保っています。また、鋼鉄製(こうてつせい)で高さ18.8メートルの第二竪坑櫓(だいにたてこうやぐら)は「ケージ」(昇降用[しょうこうよう]エレベータ)の揚(あ)げ降ろしや資材の運搬(うんぱん)を担(にな)っていた重要な機関で、炭鉱夫や石炭・資材を送り迎(むか)えしていた姿が目に浮かぶそのシルエットは、さながら機械の巨人という迫力で、役目を終え静かに眠る今でも不動の存在感が感じられます。
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- すぐ近くには、昭和の万田坑施設の全体を復元した模型(もけい)や、万田坑の古い姿の写真などのパネル展示、炭鉱町の暮らしの映像の上映、竪坑櫓の部材紹介など、興味(きょうみ)深い歴史資料が公開されている万田坑ステーションがあり、こちらも要注目となっています。
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倉庫やポンプ室、安全燈室(あんぜんとうしつ)、山ノ神祭祀施設(やまのかみさいししせつ)などは、当時の炭鉱の姿を現在に伝える価値の高い史料(しりょう)として、平成10年に国の重要文化財に指定されているほか、炭鉱施設としても唯一の国指定史跡であることも見逃(みのが)せません。
坑は地下約260メートルに及び、最盛期(さいせいき)には3千人もの炭鉱マンが働(はたら)いた骨太(ほねぶと)な施設。工員らが1日の無事を祈った「山ノ神」や、100年前ながらお洒落(しゃれ)なデザインの建物、最先端(さいせんたん)だった施設の機能美(きのうび)など見どころは盛りだくさんで、多様な歴史の魅力(みりょく)がぎゅっと詰(つ)まったスポットと言えます!

情報掲示板 |
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