福岡よかとこ.COMテーマ『歴史』
「榧の一木造りの坐像「県有形文化財」!」 宮若市
木造如来形坐像
宮若市の北部、靡山の山懐にいだかれた上有木谷地区から発見された木造如来型坐像は、昭和57年4月に県有形文化財の指定を受け、昭和59年度には仏像修理が行われました。
仏像は、丈約84p、膝幅約66p、胸厚21pの榧の一木造りの坐像で、頭部には小さな螺髪をつけた肉髻をしています。また張りのある顔は大きな眼と眉により強調され、静かな中にも力強い雰囲気が漂います。全体的に穏やかで鼻が高く顎をだした横顔など、宇佐地方の仏像に近いものがあり、11世紀頃の平安時代後期に造られた北部九州を代表する秀作仏像のひとつと推測されます。
現在は、靡神社に近い谷集会所の敷地内の小堂に安置されています。平安時代の華咲く仏教文化の賜物!予約により見学も可能ですので、ぜひ訪れてみてください。
営業時間 | 宮若市教育委員会に要予約 |
料金 | 拝観無料 |
定休日 | 宮若市教育委員会に要予約 |
住所 | 福岡県宮若市上有木 上有木谷 谷集会所 |
駐車場 | 有 |
お問合せ先 | 0949-32-3210 |
HP | HPを開く |
地図情報
◎ご紹介スポット:木造如来形坐像
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よかとこスタッフの体験レポート
11世紀頃の平安時代後期に造られた北部九州を代表する秀作仏像のひとつと推測!
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宮若市の北部、靡山(なびきやま)の山懐(やまふところ)にいだかれた上有木谷地区から発見された木造如来型坐像(もくぞうにょらいがたざぞう)は、昭和57年4月に県有形文化財の指定を受け、昭和59年度には仏像修理が行われました。
仏像は、丈約84p、膝幅約66p、胸厚21pの榧(かや)の一木造りの坐像で、頭部には小さな螺髪(らはつ)をつけた肉髻(にくけい)をしています。また張りのある顔は大きな眼と眉により強調され、静かな中にも力強い雰囲気が漂(ただよ)います。全体的に穏(おだ)やかで鼻が高く顎(あご)をだした横顔など、宇佐地方の仏像に近いものがあり、11世紀頃の平安時代後期に造られた北部九州を代表する秀作仏像のひとつと推測(すいそく)されます。
現在は、靡神社(なびきじんじゃ)に近い谷集会所の敷地内の小堂(しょうどう)に安置(あんち)されています。平安時代の華咲く仏教文化の賜物(たまもの)!予約により見学も可能ですので、ぜひ訪(おとづ)れてみてください。

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