福岡よかとこ.COMテーマ『歴史』
「“濡れ衣”という言葉の由来スポット」 福岡市博多区
濡衣塚
福岡市博多区の千代地区、国道3号線沿い(千代3丁目交差点そば)にある「濡衣塚」は、その名の通り、“濡れ衣”という言葉の由来になった塚。その昔、聖武天皇の時代(8世紀頃)に、筑前の国司として、佐野近世が妻と一人娘・春姫を連れて赴任したが、在任中に妻が亡くなったため、土地の娘を後妻として迎え一女を授かったそうな。ところが、連れ子の春姫が疎ましく思えた後妻が、漁師に「春姫様が釣り衣を盗むので困っている」と近世に訴えさせ、その証拠にと、濡れた釣り衣を着て眠っている春姫の姿を見せられた近世は逆上してその場で春姫を切って捨てたとか。一年後、近世の夢枕に無実を訴える春姫が現れ、自分の行動を悔いた近世は出家して石堂川の畔に濡衣塚を造ったとされています!
開放時間 | 見学自由 |
住所 | 福岡市博多区千代3-2-9 |
駐車場 | なし |
お問合せ先 | 092-419-1011(博多区役所 総務企画課) |
HP | HPを開く |
地図情報
◎ご紹介スポット:濡衣塚
下のチェックボックスにチェックを入れるとそれぞれの位置が地図に表示されます。
近隣の『よかとこスポット』を表示 近隣の『おすすめグルメ・お取り寄せ』を表示よかとこスタッフの体験レポート
「濡れ衣」という表現の由来は福岡市博多区にあったんです!
-
- 福岡市博多区の千代地区、国道3号線沿い(千代3丁目交差点そば)にある「濡衣塚(ぬれぎぬづか)」は、その名の通り、 “濡れ衣”という言葉の由来になった塚。その昔、聖武天皇(しょうむてんのう)の時代(8世紀頃)に、筑前の国司(こくし)として、佐野近世(さののちかよ)が妻と一人娘・春姫を連れて赴任(ふにん)したが、在任中に妻が亡くなったため、土地の娘を後妻(ごさい)として迎(むか)え一女を授(さず)かったそうな。
-
- ところが、連れ子の春姫が疎(うと)ましく思えた後妻が、漁師に「春姫様が釣り衣(ぎぬ)を盗(ぬす)むので困っている」と近世に訴(うった)えさせ、その証拠(しょうこ)にと、濡れた釣り衣を着て眠っている春姫の姿を見せられた近世は逆上してその場で春姫を切って捨てたとか。一年後、近世の夢枕に無実を訴える春姫が現れ、自分の行動を悔(く)いた近世は出家して石堂川の畔(あぜ)に濡衣塚を造ったとされています!

情報掲示板 |
---|
![]() |
近隣のよかとこ
- 「パピオ」年中遊べる遊び満載のスポット!
- 「東長寺」弘法大師が建てた最古の寺院
- 「龍宮寺」人魚の骨が必見!
- 「博多町家ふるさと館」博多を知るならココ!
- 「十日恵比須祭り」毎年100万人の人手で賑わう一大行事
- 「十日恵比須神社」これでみんなも“えびす顔”
- 「はかた伝統工芸館」職人芸ここにあり!
- 「博多座」芸どころ博多の魅力満載
- 「承天寺」山笠発祥の地
- 「博多祇園山笠」博多祇園山笠特集